若いダンサーたち その3
3人目は、小川華歩さんです。
現在、世界5大バレエ団の一つとして有名なアメリカンバレエシアターでコール・ド・バレエをしています。
日本人でABTに入団したのは、加治屋百合子さん以来の二人目という快挙です。
愛知淑徳中高に通っていらしたそうで、勝手に親近感をいだいています。
ただし、私は大学のみ。中学から通えるのは、才女かつお嬢様です。
1995年4月生まれなので、もうすぐ22歳。まだまだお若いですね。
インスタグラムでよく近況を見させていただいていますが、ABTの仲間との写真が多く、舞台裏を見られてうれしいです。そして仲良くやっていることに、故郷の母のような気持ちで安心して見ています。
世代からかわかりませんが、主人公が意地悪されたり仲間外れにされたりするおしん的まんがをたくさん読んで育ったもので、そこが心配なのです。
身長168㎝の長身で手足がすらっと長く、お顔も小さいので、西洋人と並んでも違和感がありません。
ABTに入団した経緯は、2010年YAGP決選でシルバーメダルを獲得して、奨学金を得てABTのジャクリーン・ケネディ・オナシス・スクールに入学。2012年にアメリカン・バレエ・シアターのスタジオ・カンパニーに入団、その年の11月には研修生になり、2013年6月にはもう生団員として入団しました。
とんとん拍子で進んでいったように思えますが、それだけではないようです。ローザンヌに出場したときは、本調子ではなく思うような結果が出せなかったり、ABT入団後はけがをして踊れなくなったりと、つらい経験もされています。
10歳でYAGPに出場。
Kaho Ogawa (ABT): Sleeping Beauty Variation, YAGP 2006 (Age 10)
当時は10歳くらいの子はまだバレエシューズで出ている子が多かったそうですが、華歩さんはすでにポワントで美しく踊れています。
12歳で出場。
Kaho Ogawa (ABT): La Esmeralda Variation, YAGP 2008 (Age 12)
きれいですね~。
ポーズがぴたっと止まって、シャッターチャンスを与えてくれる感じ、大好きです。
YAGPって観客が拍手や歓声をあげますよね。そこがアメリカっぽいですねー!
12歳ですが、すでにもう手足はすらっと長くてうらやましいです。
14歳で出場。
Kaho Ogawa (ABT): Swan Lake Variation, YAGP 2010 (Age 14)
手足の細くて長いこと!! 回転の美しいこと!!
踊り始めてすぐ歓声があがります。
ABTでは現在Whipped Cream(ホイップクリーム)という演目をやっているようです。
そのイメージ画ががとってもかわいくてかわいくて♡
グッズが欲しい~~><
すっごく可愛いですよね!
ハロウィンの頃、華歩さんがインスタグラムでカップケーキ姿を披露しているときがあって、ハロウィンの仮装と思っていました。
また練習のときも、カップケーキ姿で踊っているのがあって、「アメリカって練習でもそういうノリなの!?」って思っていましたが、たぶんこのWhipped Creamの中でカップケーキの役なんでしょうね。
腑に落ちました。
それにしても、観てみたい♡
日本にツアーにきてくれないかな~~!
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